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色白の人ほどシミやシワにやりやすい

日本人女性の美しさを語るとき、かつては「色の白いは七難隠す」、
「黒髪は女の命」といったものです。
ですが、最近は、価値観は多様化していますし、審美眼も様々です。

 

日焼けサロンに通って、せっかくの色白を台無しにしてしまっている若い女性もいますし、
逆に色黒であることを気にして美容外科へ通う人もいます。
ですが、美容医学の視点から見ると、生まれつきの肌の健康度は「色黒系」の勝ちです。

 

表皮層の中に形成されるメラニン色素には、
人体の防御作用といえる部分があり、メラニン色素が作用して皮膚を多い、
日差しの刺激が皮膚の奥深くに入って害を及ぼすのを防いでいます。

 

ですから、生まれつき色黒の人の場合は、
メラニン色素の働きが強く、紫外線に対する抵抗力があるということができます。

 

反対に、生まれながらにして色白の人は、
メラニン色素の働きが比較的弱く、
色黒の人と同じように日焼けをしても、
表皮や真皮の細胞を十分ガードできず、深刻なダメージを被るリスクが高くなります。

 

色白の人が少しでも日焼けをすると、サンバーンという状態になります。
サンバーンとは、肌が赤っぽい日焼けの状態になることです。
そのまま、何のケアもせずに日焼けを続けていると、火ぶくれ状態になり、
最終的にはサンタンといわれる黒焼きになってしまいます。

 

そして、その後、日焼けのダメージから回復しなかった部分は、
シミやしわになります。

 

もともと色黒の人であれば、少し日焼けをしても、
色白の人のように素肌にそれほど負担をかけずに済むかもしれません。

色白の人と色黒の人の比較

色白の人は、紫外線による悪影響を受けやすい状態にあります。
そして、シミやシワ、ソバカスなどができてしまった場合、
無地のキャンバスに絵の具を落としたように、
そのシミやソバカスはくっきり目立ってしまいます。

 

ある大学の教授が、男子学生に8月の晴天の海辺で6時間、
水着姿で日光浴をしてもらう実験を行いました。
その結果、日焼けで赤くなる人と、黒くなる人は、ほぼ半々だったそうです。

 

続いて、白血球におけるDNAの損傷を示す
「ヒドロキシデオキシグアノシン」という指標物質の濃度を測定したところ、
日焼けによって肌が赤くなる人は、
実験前に白血球10万個あたり0.6個だったヒドロキシデオキシグアノシンが、
実験後には、1.2個というように倍増していたことが分りました。
日焼けによって黒くなった人のヒドロキシデオキシグアノシンは、
日焼け後も値は殆ど変わりませんでした。

 

尿や血液中で、このヒドロキシデオキシグアノシンが増えると、
皮膚の老化が起こりやすくなるというほかにも、
肺や肝臓、泌尿器の発ガン率が高くなるそうです。

 

また、色白の女性と色黒の女性に、
海岸で4時間ほど甲羅干しをしてもらった実験結果もあります。

 

その実験結果は、以下のようなものです。

 

色白の人: 甲羅干しをはじめて1時間ほどで肌が赤くなり始め、
     2〜3日たつと日焼けした部分が黒くなり、
     2〜3週間後に日焼け状態が冷める。

 

色黒の人: 甲羅干しを始めて2時間経っても肌は赤くならず、
     4時間後、赤くならないまま黒ずんでくる。
     数日経っても黒くなった部分は元に戻らず、
     日焼けの影響が冷めたのは3〜6週間後。

 

このような様々な結果から分ることがあります。
それは、もともと色黒の人が、日焼けをしても安心か?というと、
そうではなく、油断は禁物ということです。
というのも、色黒の人の肌は、メラニン色素の働きが旺盛なので、
いったん日焼けすると冷めにくいからです。

 

確かに色黒の人は、日やけによるダメージは少ないのですが、
もともと色黒の人のほうが日焼けの影響を長く引きずります。

 

ですから、「私はもともと色黒だから、多少日焼けをしても大丈夫!」
と過信せず、お肌を十分にいたわることが大切なのです。