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素肌美も心の持ちよう

シミのもとは、メラニン顆粒です。
メラニン顆粒は、表皮の基底層にあるメラノサイトという色素細胞によって作られます。

 

そして、メラノサイトは、アメーバのように樹脂状の突起物をいくつも持っています。
メラニン顆粒を作り、側方や上方の細胞に渡し、この細胞がメラニン顆粒を含んだまま、
上へ上へと押し出され、外側の角質層に到達し、アカ(角質)となって剥がれ落ちていきます。

 

メラノサイトが、メラニン顆粒を大量に作り出すのは、紫外線やメラノサイト刺激ホルモン、
副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺ホルモン、妊娠などがきっかけとなります。
イライラしたり、思い悩んだりすると、副腎皮質刺激ホルモンがメラノサイト刺激ホルモンを刺激するので、
メラニン顆粒が大量に作られしまうのです。

 

さらに、私たちの心がストレスを感じると、表皮細胞の新陳代謝は鈍くなります。
新陳代謝が鈍くなると、メラニン顆粒を含んだ細胞はいつまでも居座ってしまうので、
ますますシミができやすくなったり、肌の色が重くくすんだようになってしまいます。

 

同じ年齢なのに、同総会やPTAなどのあつまりで、肌がツヤツヤして若く見える人と、
実際の年齢よりも老けて見える人がいます。
その差は、生まれつきというより、今までどのような生活をし、
どのような精神状態で過ごしたかによる部分が大きいです。

 

仕事と家庭を両立させ、生き生きと暮らしている人や、
子育てや家事を楽しみながら、毎日を前向きに過ごしている人は、
肌も艶やかで若く見えます。

 

ですが、仕事や家事の忙しさをいつも不満に思っていたり、
家庭内外のコミュニケーションがうまくいかず、いつもイライラしてばかりいる人は、
素肌のコンディションも悪くなります。

 

せっかく念入りにお手入れをしても、悩みやストレスを抱え込んだままでは、
思うような効果は得られません。

 

生きている限りストレスを感じないというわけには行きません。
ですが、ストレスと上手につきあい、心をコントロールする術を見につけ、
毎日を生き生きと楽しく前向きに過ごすことは肌のためにも必要です。

 

病は気から・・・といわれるように、素肌のトラブルも気持ち次第で随分よくなります。
素肌美を維持するためにも、肌のコンディションを整えるためにも、
心を上手にコントロールしていきましょう。

呼吸法となんその法で素肌と全身をリラックスさせる

精神的な側面から、素肌のコンディションを良好にする方法があります。
それは、「内観法」と呼ばれる呼吸法です。

 

内観法とは、自分自身の内面をあるがままに観察し、
心身をリラックスさせていく方法で、
日本で200年も前から行われていた自律神経コントロール法です。
内観法と、もう一つ「なんその法」という方法は、
江戸時代に高僧が考えたもので、
苦行のために病気になったり、神経衰弱に陥ったりした修行僧たちが、
心身のバランスを整えて健康を回復させるために伝えました。

 

この内観法を毎日少しずつ続けることによって、
ストレスに負けない心身を作ることができ、
シミやシワになりやすい皮膚も、より健全な状態に維持できます。

 

「なんその法」も、内観法と同じように、素肌美を作るメンタル療法の一つです。

 

「なんそ」とは、香りの良い様々な仙薬を混ぜて作った不思議な物質のことです。
この物質を、鶏の卵くらいの大きさに丸めて頭の上に乗せ、
何か一つのことに思いを集中させます。
すると、この不思議な物質が溶け出し、頭から肩、背中、胸、両腕、腰を伝って流れ落ちます。

 

この「なんそ」が溶けるときには、えもいわれぬすばらしい音を奏でるといわれています。
この音を聞きながら、溶け出した「なんそ」に浸かると、
胸の中にある悩みやイライラが流れ去り、体に溜まった老廃物や毒もきれいに
洗い落とすことができます。

 

現代風にいうと、ハーブのお湯に浸かっているようなものですね。
イメージの力で内臓や内分泌の機能を整え、肌の新陳代謝を内面から高めていきます。

 

この方法を何度も繰り返しながらリラックスすることで、
心身ともに健康に、素肌も楽に呼吸をしながら新陳代謝を活性化させていくことができるというわけです。

 

30分くらいの時間をかけながらゆっくりとくり返してみてください。